山口県宇部市で海に親しみ海に鍛える青少年活動


宇部海洋少年団について

昭和43年6月15日に旧沖の山小学校体育館にて、”海の子”41名の団員を迎え結成式が行われ、
宇部海洋少年団が誕生しました。

令和4年度
団員数は17名 役員18名 指導員19名所属しています。
活動は主に第2日曜日・第4日曜日に宇部勤労青少年会館・宇部港を使用し活動を行っています。
また、地域活動や巡視艇の見学、他の施設を使用して合宿を行ったり、他団との交流を深める行事も
行っています。
2年に1度、全国大会に参加。全国大会の無い年には、中国地区連盟大会に参加し、手旗・結索・水泳
競技にて日頃の訓練の成果を競っています。


  [ 海上での共通語を学ぶ! ] 
  海上では、遠くに離れた所にいる人に大切なことがらを正確に、
そして素早く伝えるために、2本の手旗を規則正しく動かして文字を
描く手旗信号が 使われます。
海洋少年団員は手旗信号が、不自由なく使えるように、
入団と同時に訓練を行います。
 
 
   [ カッターは チームワークが大切 ]
  海洋少年団のために特別に作られた、6m型カッターを全員が力を合わせて漕いだり、風や波を利用して帆走する訓練をします。
艇長の指揮に従って、全員が力を合わせて漕ぐと、カッターは洋上を滑るように進んでいきます。ところが、1人でも歩調が合わないと容易に進んでくれませんつまり、一糸乱れぬチームワークが要求されるのです。疲れたからといって、自分が手を休めれば全体に迷惑が掛ります。時には多少のつらさを乗り切る力も必要となるでしょう。そのつらさを全員で乗り越えたあとの充実感は格別で、団結心も高まります。このような団体訓練の中から、ひとりの人間としての自覚を養っていきます。
 
  [ 全国大会の代表を目指して猛練習 ]
  海に生きる人間にとって、泳ぐということは大切なことです。したがっ
て、海洋少年団の合言葉は「団員皆泳」
しかし、誰でも最初から上手に泳げるというわけではありません。
泳げない子はまずプールで水泳の基本であるバタ足から覚え、泳げるように努力を積み重ねることを教えます。25m、100mをそれぞれ泳ぎきった者に認定証を与える泳力認定を行っていますが、全国大会の水泳競技の代表選手に選ばれることも大きなの目標となります。
 
 
 [ ロープは海上で大切な道具 ] 
    ロープは船を桟橋や杭にとめるために大切な道具です。
ロープワークでは、ロープが「解けにくく、解きやすい」昔からの結びかたを
学びます。
日常生活でも利用できます。 
 
 
   [ 社会の一員として必要な奉仕をする ]
  海洋少年団は、社会に奉仕するこころを大切にしています。
ひとりひとりの胸に芽生えた奉仕のこころは、たとえそれが小さな芽であっても、やがては素晴らしい大輪を咲かせると確信しています。奉仕活動は社会の一員として必要なことであり、海岸などの清掃など自らの意思で積極的に行っています。子供の頃から奉仕活動に参加していれば、奉仕のこころが当たり前という意識が養われ、それだけ社会に対してやさしい心を持った人間になれます。
 
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